映画初めだった「スクールデイズ」以降約4ヶ月ぶりの劇場鑑賞!
その映画は、「間宮兄弟」!!!!!!!
本当なら、「陽気なギャングが地球を回す」を観る予定でしたが、
嫌でも目に入る評判に流されて、無難な「間宮兄弟」にしてしまった…。
己を持ってない証拠だわ…。
流されやすい性格というか…。(最近、よく思ふ)
確固たる何かという何かが何か判らない状態をここ三ヶ月過ごしております。
と、あたしの内面的な話はいずれ書くにして。


間宮兄弟
惑星ピスタチオから出世した役者!そう、佐々木蔵之介
Jam Filmsの一話だった「HIJIKI」とは違う主演作品。
いや〜。6年前に想像は出来なかったよ。だって、追っかけしてたもん。w
公開して間もないんで、すぐ観に行くつもりはなかったんだけど、
嫌われ松子の一生」もやってないし、これしかない!と劇場に足を運ぶと、
180名の劇場が一時間前の受付なのに、150名突破してる!
なんなんだろう。この人気。え?そんな人気な人出てる?
と疑ったけど、これって明らかに日本映画にお客が帰ってきてる証だと思った。
だって、飛び出た人気のある人が主演でもなんでもないのに。
でもシネ・リーブル池袋では、「かもめ食堂」もやってるし、
ミニシアターで日本映画が同じ時期に公開される率も高くなってきている。
5月といえば、GW。その意味と同じように5月にはイチオシ映画が沢山公開される。
まざまざと見せ付けられたひと時でした。
普通劇場について、真ん中の右側に座る私としては不本意な、前から3列目の右。


タイトルロールを観て思い出す。
これは、森田芳光の映画なんだ。
主題歌が、RIP SLYMEなんだ。
主演が、佐々木蔵之介塚地武雅なんだ。


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映画の感想としては、日本文化で育ってきたからこそ分かるストーリー。
やや長めなので少し私としては退屈した部分があったが、
関西出身の二人が標準語話している時点で違和感があったが、
それはおいといて、嫌な映画じゃない。
単調な映画のスパイスとして妹の彼氏が変な人。
っていう構図をよくみかけるがこれもそう。
ex「とらばいゆ」「三年身籠る」
というか、この映画はほんのスパイスなんで、あんまり重要じゃないんだけど、
妹がああいう展開で絡んでくるとは予想外でした。
後、犬上先生役の桂憲一さん(花組芝居)!!!!素敵でした。ダメ男!!
加藤治子さん、中島みゆきさんは存在感だな。


もうちょっとお客に対して伏線を張ってあげても良いかもと思ったけど、
これが、原作ありきの映画の代償なのかもしれません。


でも、まぁ、楽しかった。
同性近親相姦ちっくなのもまたよし。
小学生のまま、大人になった兄弟の話として。
別に何を与えてもらったわけでもないけど、こういう映画を観る時間を
取れたのは良かったと思いました。


江國香織の原作を読んだことがないが、映画化されている作品はほぼ観ているけど、
やっぱりどっか変人が出てくるのね。