先日の「内田栄一の作りかた」の一環で過去の作品をラピュタ阿佐ヶ谷
上映してるんですが、田口トモロヲが大好きだった時に「きらい・じゃないよ」
「きらい・じゃないよ2」(92年)は未見の作品でした。
それが、この時期になって観れる!というわけで喜び勇んでラピュタ
参りました。でも「きらい・じゃないよ」だけは観れなかった…。無念。


http://www.laputa-jp.com/
http://www.laputa-jp.com/laputa/program/uchida/


家が阿佐ヶ谷なのでギリギリに自転車で到着!既に15名の方がいらっしゃいました。
「きらい・じゃないよ2」は期間中土曜日に上映だったので今日が最後だったんです。
ラピュタで映画観るのは初めてなのですが、こじんまりしてていい感じ。
ちょっとすぃーー臭いも漂って来ますが、(笑)
シネマ・ドゥ@大阪思い出しました。
嬉しい事に飛び入りゲストとしてこの企画の発起人、伊藤清美さんと、
この前のイベントでは、舞監を務めてた、主演の伊藤猛さんの登場!
清美さんってね、舌足らずで可愛い喋り方なの、ちょっとテンパるとぴょんぴょん
飛び出したり…。キュートな女性です。あんな大人になりたい。
それを受けて伊藤猛さんが、「清美ちゃん同様変わった女の子に囲まれて撮影して
ました。内田栄一さんの周りにはいつも変わった女の子がいました。」
今、公開中の「たまもの」にお二人ともご出演のようです。
http://www.argopictures.jp/lineup/tamamono.html


映画の方ですが、「芸術評論研究」という大学時代受けてた授業の教授の研究室で
「シナリオ」に採録された台本を読んだ事があったんですが、全然内容覚えて
ませんでした。でも話が進むにつれてドンドン不思議な事に思い出すんですねー。
百年町、ねり、クー、七月、うどん男…
シナリオを読んでる時に空想で描いた映像が今目の前で観れる嬉しさ、
掲載されてた1コマの写真などが鮮明に甦りました。
あたしは、この映画好きです。
この時代に青春を迎えたかった!
あの時代のアングラと呼ばれるムーブメントに強い憧れを抱いてる今、そう思いました。


あ、そうだ、撮影助手か何かで、矢口史靖井口昇の名前が!!!!!
これに一番驚いた。映画評論家の松田政男さんもご出演でした。
「俗物図鑑」にもご出演なのですね…。


「きらい・じゃないよ」もう観れないのかな…。