田口トモロヲ好きな方なら内田栄一さんはご存知ですよね。
行って来ましたー。
「内田栄一の作りかた」


会場前に着くなり、トモロヲさんは会場前の広場で一人でぽつーんと
立ってました。サイズのあったスーツを最近はお召しでホント立派に
なられましたよね。
左の駐車場では、ポエトリーリーディングをする予定の園子温が、
女子高生相手に指導真っ只中。久々、山田広野さんと会った。
開場がかなり遅れたけど、予定通り5分押し(演劇などでは、開演時間の
5分押しが定刻なんですよ。)で開始。


網走番外地」は、マイクの音が入らず仕切りなおしに。
エンターティナーを装うトモロヲ氏であった…。(プロジェクトX風に)
やっぱりね、アングラ生活をされてきた人ばかりが舞台の上に立つので、
田口トモロヲがほんと小奇麗で…。
飯田孝男さんも発見の会の寸劇で出演されてたけど、細かったー。
前半は、内田栄一の演劇論という論ではないけど縁の人々が内田さんと
演劇について語るという趣旨でした。
瓜生良介さんの顔を拝見出来ただけでも良かったです。
甚平にカジュアルシューズという微妙ないでたちでしたけど、
イメージしてた瓜生さんとはかけ離れてて、愛しくなりました。


ポエトリー・リーディングは、園子温の世界でした。
何故か笑えて来る。苦手です。こういうのをやってる人を見るのが…。
そして発見の会の寸劇後編。
内田栄一さんが関係した、演劇の残っているVTRを上映。
中でも、「WA」の映像が観れたのはオトクだった!!


トークは流山児さんがずっと自分の芝居に出てくれとトモロヲ氏に
オファーしそれをさらっと断り続ける姿が見れました。
演劇時代のトモロヲをトモロヲ氏が今まで語る事ってなかったけど、
色々聞けた辺りも感慨深かったです。
やっぱり大人計画出てあんなに拒み続けてた板の上に再び立った
からなのかな。心境の変化なのかな。
とつくづく思うのであった。(プロジェクトX風に)
後、コネタとしては、生ゴミとうどんを舞台でばらまく芝居で、
凄く体が冷えて小水を漏らしたのを暴露しておりました。

後半の映画入門トークは時間がムリだったので見れませんでした。
そっち観ろよ。って感じですが、あたしにしたらトモロヲさんの
演劇時代の話を聞けただけでお腹いっぱいでした。
歴史は繰り返されるのね。何が先端なんだろうと思った1日でした。