スカートの中の秘密の生活 (幻冬舎文庫) OL放浪記 (集英社文庫)





両方かなり前に読み終えました。どちらとも執筆業では有名なお二方ですけど、
両極端の本です。でも女性って事で共通する部分もあり比べて読んでみると
色んな仕事を経験してるから書ける内容が多い。二人共経験してたのがホステス。
やはり色々観るにはホステスの経験は必要なのかなぁ。
風俗で働くより社会的格上の気もするけど、風俗で働いてる方の根性とかはもっと
格上かも。って思います。でもって昔不動産屋で聞いた話なんですけど、
キャバクラで働いてる女は金にルーズ。なんだって。


「スカートの中の秘密の生活」は大概の所が女性なら共感出来るかもしれません。
高校生の女子はやりたい盛り。っていうのも納得。
まるで処女が悪者の様な時期ですよ。高校生なんて好奇心旺盛で青春真っ只中。
そんな時期に一番気になるのは異性の目だもん。男だけがそう思ってるって事
じゃないって事です。YOUがテレビでも良く言ってますけど、「女は誰でも
抱かれたガーリー」。雌なわけです。この本はすぐ読めます。男性のもぜひ
読んでほしい。女性知るには良い一冊。幻想やら妄想やらは破壊されるかも…
ですけど、男性が読んだ感想が聞きたい。でも口語文に嫌悪感を抱く方は
辞めた方がいいですね。これって散文だから。
「セックス嫌いな女はいない」ってホントですよ。


「OL放浪記」は、わかぎえふが芝居と両立してやってきた話。
最後が阪神大震災で終わってます。
中島らもについても話してて仕事のパートナー側近者が見るらもさんを垣間みれます。